|
言葉は尽きない
言葉は絶えない
言葉としてあふれたいと
願った日から
幾日も幾夜も
直喩的な目が胸が
言葉を追いかけている
永続して憧れる
朝霧の中の真実
目隠しで
そこまで歩いたのは
ただ怖かったから
掴む
貪る
屠る
滴り
流れながら
ありきたりに
キスをした
私の汚れた手はいつも
強情で怠惰で情けない
えぐれた胸郭の下の
鬱屈したたましいよ
見よ
言葉はもうなにも告げず
そこにつきささるように在る
いよいよ
青い空が恋しくなったか?
沈むのが好きだと
いつも言っているのは誰だ
弱そうに見せて
強情で頑丈な自我は
実は稚拙な枠組みの
脆く湿った馬糞紙だ
雨を恐れて隠れる
そんな単純な動機で
盗み見している
去勢者のような
不能者のような
自らがひんまげた視界で
世界を
「parallelに於いて」
言葉はなお前進し
はみ出す視界から
もう疲れたなんて
いうもんじゃない
|